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ちょっぴりいやらしい話

居残り方治、憂き世笛』の発売から約二ヶ月。そろそろではないかと、国立国会図書館の蔵書検索をしてみた。
 結果、ちゃんと登録されておりました。当たり前といえば当たり前なのだけども、国立国会図書館にちゃんと俺の本が納まってるぜ! 自分のピラミッドか聖帝十字陵が完成したかのような心持ちである。
 勢いで市内図書館の蔵書検索もしてみた。実は子供の頃からお世話になってた図書館に、献本でもらったのを一冊寄贈していたのだ。
 リユース文庫に回されてたら嫌だなあとはらはらしていたのだが、こちらも無事蔵書としてヒットした。というか、二件ほど予約が入ってた。
 エゴサーチめいた振る舞いをした自覚はあるが、やっぱり嬉しかったので記しておく。
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少人数依頼のススメ・後

 信長の野望onlineの少人数依頼、「無法者たち」に関する話。
 興味のない方はスルー推奨である。

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少人数依頼のススメ・前

 信長の野望onlineの少人数依頼、「金品奪還」に関する話。
 興味のない方はスルー推奨である。

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『居残り方治、憂き世笛』、発売中です

書影



 気づけばこちらではあまり宣伝しておりませんでしたが、拙作『羨望剣犬笛』が『居残り方治、憂き世笛』とタイトルを改め、アルファポリス様より書籍化していただきました。
 中身や各種情報につきましては、詳細を書報を掲載していただいておりますので、こちらをご参照ください。
 上でも述べている通り、時代小説ではありますが、小難しい予備知識だのなんだのはおよそ不要にございます。人情と剣劇の風味をお楽しみいただけれこれ幸い。
 まずは清いお付き合いから、立ち読みからで結構ですので、ちょいと手にとっていただけましたら嬉しい限り。そのままレジに持って行っていただけたりすると……あ、いえいえ、高望みは申しませんが。申しませんが。(チラッ)

 ちなみに後ろに写ってるのは初校ゲラである。「あ、これは勉強になるな」と思ったので、我がまま言って後学のために頂戴しました。
 自分の書いた文章が、人様の手によってよりわかりやすく変貌していくさまは、近所の美人のお姉さんの芸能界デビューを見守るが如しでした。これが世に言う寝取られの心地であろうか。

神気これにあり

 やっとこ時間がとれたので、先週の「美の巨人たち」を見た。ご存知伊藤若冲スペシャルである。
 通して視聴して、ため息が出た。裏彩色だの筋目描きだの升目描きだの、なんだあの一切の手間隙を考えずに全部ぶち込んでくパワーは。あんなんみたら、俺なんぞますますさぼってばかりの心地になる。
 そして描かれたものたちの色彩、表情、動き。これらのなんと豊かなことか。
 物には神気があってそれを捉えて描くというのが若冲のやり方であったと聞くが、この言いの通り肝心要の部分をかっちり掴んでいるから、大胆なディフォルメや写実的でない構図、姿勢すらもが、恐ろしいほど「らしく」見えるのであろう。
 この種の描かれない部分に宿る「らしさ」は、水墨画にいたく似通うように思う。
 等伯の松林図や応挙の氷図などにある、恐ろしく豊かに研ぎ澄まされた空白。これらもまた、若冲の言う神気を捉えていればこそ現せたものなのだろう。

 余談だが、俺が今のところ一番好きな若冲の絵は隠元豆・玉蜀黍図である。
 技術がどうとか美術史的にどうとか詳しいことは知らない。でもあの空間の濃淡と陰影、描かれていないのに確かに感じる光やのどかな光景でありながら張り詰めた空気、味のある蛙の表情までもを含めて、とにかく俺に響くのだ。
 でも双鶴図のディフォルメっぷりとか群鶏図の色鮮やかさとか象と鯨図の雄大さとか鶏と釣瓶図のとぼけ具合とか、どれを見ても「すげぇ!」ってテンション上がるので、結局のところただの若冲大好きっ子なのかもしれない。
プロフィール

鵜狩三善

Author:鵜狩三善
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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