死亡フラグ

 関東、只今強風が吼えすさび、雨粒は吹きあたり、雨戸ががたがた唸りを発している。
 しかしながらどうしてか、家の中で受けるこういう荒天ってのは、どうしてだかテンションが上がる気がする。
 屋根の修理に上がったり、田んぼの様子を見に行ったり、用水路をチェックしに出たりしてしまう人の気持ちがなんとなく判らないでもない。まあミステリーで「こんな誰が殺人犯とも知れない場所にいられるか! 俺は自分の部屋に閉じこもっているからな!」と叫ぶレベルの死亡フラグなんで実行はしないが。
 ……ところで帰って来て気づいてみれば、突発的に所用で金曜の夜から出ずっぱりだった所為で食料がない。米しかない。仕方ないからちょっと買出しに行って来る。
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そこはかとない悲しみ

 知ってるかい。
 このブログって、「無修正 いける」でググると何故かトップに来るんだぜ。
 エロい話なぞ少しも書いちゃいないのに、何故かトップに来ちゃうんだぜ。
 そんなアクセス解析で知ってしまった、知らなければよかった話。なんだかちょっとショックだった。

特殊性癖

「秀吉がロリ好みで、家康がババア好きだってよく言うじゃん」
「よくかどうかは知らんが聞いた事あるな」
「でも家康は経産婦の方が子供生まれやすいだろうって、敢えてババア選んでたらしいぜ。跡継ぎがいないのは洒落にならんって、秀吉の前例で思い知ってたんだろうな」
「言われてみれば、それは実感してそうだ」
「んでたっぷり子供作った後年は、ロリ趣味全開だったらしい」
「いやちょっと待て。その“後年の家康”の歳考えたら、大抵の相手は相対的にロリだろう」
「言われてみれば、それはその通りだ」
「凄いな家康」
「うむ。色んな意味で凄いな」

駐車場の猫はあくびをしながら

 急に秋めいてきたというか、冷え込んできた。
 最悪のタイミングで米が切れやがったので、諦めて買いに行った。えっちらおっちら騙し騙しで歩いてくると、近所の駐車場に猫が溜まっていた。
 向かい合わせに数台を停められる程度のスペースにざっと十匹。
 猫集会のイメージのまま、じゃれあうでもなくひっつくでもなく、それぞれ興味なさそうにそっぽを向いて、ほぼ等間隔に腰を落ち着けていた。
 模様がどれも似通っていた事を思うと、あれは親子か兄弟であったのだろうか。そんな黒縞の群れに二匹だけ混ざっていた茶虎の素性が、ちょっとばかり気になった。

蛇足

「マジで腰が痛い」
「大丈夫ですか」
「あんまり大丈夫じゃない。走る歩くどころか立つ座る、笑ったり咳をしたりでも痛い」
「ならいいものを教えてあげましょう」
 と教わったのが「名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる」。
 あまりにレベルが高すぎて、蛇足となんだかこれでいいんだかよく判らなくなってくる。
 個人的には「キャプテン右翼」「鳥人間失格」「一休許さん」「男はつらいわよ」「くそして誰もいなくなった」「我輩は猫であひる」「オペラ座の怪我人」、この辺りがツボ。
 いやだから、笑うと痛いって言ってンだろうが!

116年ぶり

 寝て過ごしたら大分、腰の痛みは引いてきた。
 まだしっかり痛いけど、寝返りを打つのに必死になるほどではなくなった。まったく今日が日曜でよかった。
 久しぶりに本棚の本を漁って一日中読み返して過ごしていたら、世界はそれどころじゃない久しぶり事象に見舞われていた。
 9月23日が秋分の日じゃないのって、116年ぶりなんだってさ。
 いやわし日付固定だとばかり思ってた。世の中予想外の事がたくさんある。
 ところでやはり予想外のこの腰は、いつ完治してくれるのであろうや。

泣きっ面

 唐突に腰を痛めた。
 帰って来てしばらく静養してから起き上がってみたんだが、いやあ無理無理。人類なのに二足歩行できないレベル。
 仕方ないから書くもの書いてとPC立ち上げたのだが、モニター前に座ってるだけで痛い。大人しくもう寝ていようと思う。
 しかしこういう時に限って図書館本もすっきり読み終えてしまっているのだな。ぐぬぬ。

「空白」

 、「空白」についての独り言。
「頭が真っ白になって……頭が真っ白になって……」
 船場吉兆か。
 一体何を書いたやら、それは誰にも判りません。
「お前の秘密を知っている」とかだったら大笑いである。でもひょっとしたら輝くトラペゾヘドロンの在り処とか記されていたのかもしれない。
 意識のブランクにまつわる話で好きなのがあったのだが、やっぱり作者と作品名が思い出せない。彼女の家だかなんだかに行ったらその叔父さんが斧で頭を叩き割られてて状況的に見たら彼女が下手人しかありえないんだけど彼女は私じゃないと言う。ただ転寝をして、おかしな夢を見ただけだと言う。なんだかんだで警察が来るまでの間にその家にいると、睡魔に襲われて眠ってしまう。おかしな夢から覚めると彼女がいない。探してみると納屋で倒れている。斧が頭をかち割っている。状況から見て下手人は自分なのだけれど……みたいな話。
 記憶が遠すぎて全然違うかもしれない。ロバート・ブロック辺りだったような気がするのだけれど。

「思い違い」

 、「思い違い」についての独り言。
 異文化コミュニケーションっつーヤツやね。
 あれこれ調べてみると、お国柄でジェスチャーはかなり異なっていて面白い。そこにはうっそり、文化や思想的背景が横たわっているはずである。
 民間伝承とか民俗とか、なんというかあれこれ設定をねじ込んだりぶち込んだりする余地のあるシロモノが大好きである。学説論文にするじゃなし、妄想こねくり回して遊ぶのは自由であろう。
 ちなみに好きなジェスチャーの筆頭は「ごめんなさいチョップ」或いは「すいませんチョップ」と呼ばれるアレである。
 外人さんはこれが人波をモーゼの如く割るのを見て驚嘆し、その後日本で暮らすにつれ、このチョップを使いこなしつつある自分に気づいてまた驚愕するのだそうな。

「話さない」

 、「話さない」についての独り言。
♪私は一生、許さない許さない。忘れない忘れない。
 と、ミドリカワ書房の曲を貼ろうかと思ったら見つからなかったので断念。せめて歌詞だけ貼っておこう。
 まあそんな感じで、未練にがっちり捕まってしまっている話。
 そういう素振りを見せた女性にこれを明かすのは、自分もまだその女に未練があるからか。それともその一線を乗り越えて欲しいからか。知った上で付き合って、痣の妄念を新しい女の方に引きつけようとしている、なんてのも邪悪でいいっすね。
♪どうにかしてどうにかして殺してやりたい。
 いやポップにそんな事歌うなよ。流石ミドシンだぜ。

「家に憑く」

 、「家に憑く」についての独り言。
 物件下見に来たら気さくなお嬢さんに話しかけられた。話聞いてたら霊感商法っぽかった。ねーよと思って追い払おうとしたらマジモンだった。そんな理不尽な話。
 2体も憑いてくるなんてお得だわ!
 ぶっちゃけホラースポットで悪霊に取り殺されただの怨霊に呪い殺されただのあるけれど、俺そういう具合に殺されたら死後やり返すわ。絶対やり返しに行くわ。
 土俵とルールが違う所為でやられっぱなしで死ぬとか悔しくてたまらん。
 そんなふうな報復喰らって消滅した怨霊悪霊ってのも、きっといるって信じてる。

「過去形」

 、「過去形」についての独り言。
 いました。そしてもういません。
 そんなふうに過去形で語られる話。あと逆恨み(俺はこれ逆恨みだと思う)とか格好悪いという話。
 ちなみにこの悪戯、中学の時の友人がガチでやってた。色々と思いつく面白いヤツだった。勉強も運動もできる上に絵も上手い男だったのだが、今何をしているのだろうか。

「違う」

 、「違う」についての独り言。
 払われたのは違うもの。そこに居たのは一体だけではなかった、という話。
 おそらく男が居なくなった分、女が幅を利かすようになるのでしょう。前から因縁のあった語り手は、きっと気に入られていたりするのでしょう。
 気がついてしまった所為で怖かったり嫌な気持ちになったりする事って、こうした現象に限らずある事だと思う。

怖い言葉

「お客様は神様です」
 こいつは店側売る側の心構えである。リピーターを作るのは勿論、縁ってのは大事。マジ大事。
 当然「こっちは客だぞ」とか勘違いこいて居直るアホは客でも神様でもないので蹴り出してOK。対応しないなら他の神様に失礼です。
 関係ない話が先になったので改めて言う。これは店側売る側の心構えである。
 よく考えれば無心論者にしか言えない台詞であろう。
 だって神様相手に商売してるんだぜ。神様に金を落とさせる。悪い言い方をすれば、神様を食い物にしてるってワケだ。
 やっぱ商売人って怖い。半端ない。
 そんな発端の話を書こうかと思ったのだが上手くまとまらなかったのでここにぶん投げておく。
 最近の一番怖い言葉といえば「馬鹿の考え休む似たり」である。

文体診断

 最近知ったサイト。診断してみるとかなり面白い。
 書いたブツ次第で結構文体変わってる気がするんだけれど、やっぱりクセっぽいのが出てるようだ。大抵「文章の硬さ」の項目で「文章が柔らかい」とD判定もらって、後は大体A判定になる。
 そして更に興味深いのが一致指数のベスト3とワースト3。
 モノによって一致ベスト3はかなり異なってくるのだけれど、何故かほぼ確実に、ワーストのトップには岡倉天心がいる。
 俺、この人の著作とかまるで読んだ事ないんだけど、そんなに文章相性悪いんだろうか。逆に気になっちまうぜよ。

乗り遅れる

 今しがたfc2小説を更新に行ってふと見たら、「」の閲覧数が1000を越えていた。
 ぐだっていたここ両日の間に突破していたものらしい。
 別段気づくのが遅れたでだけで何一つ損をしたわけではないのだけれど、折悪しく気づかなくて、そのタイミングで「ひゃっほう」と叫べなかったのが悔しい。なんか悔しい。
 ま、それだけと言えばそれだけの話ではある。

電池切れ

 なんか知らんけど猛烈に消耗してダウン中。
 自覚症状はないのだけれど、風邪の先触れかしらん。昨日はマジぐったりしていて動けなかった。
 ようやく動く気力が出てきたので、テンション上げるべくちょっくら走りに行ってくる。

「ぐるぐる回る」

『幽』怪談文学賞短編部門に応募して、そしてボツだったヤツ。最終選考に残れていなかったので、水子供養でfc2に。
 最大の反省点は、400字詰め原稿用紙換算で50枚以内の募集であるのに、VerticalEditorの文字数設定を間違えたまま書いていて、応募直前で大幅に文章を削った事。どことは言わないが、お陰で文章が非常にガクガクしてる部分がある。
 この辺りはそのうち、削除前の文章を入れなおす事も含めて、改めようと思ってる。
 本編。
 首だけではなく、恐怖だとか絶望感だとか無力感だとか、そういう人の情念もまた、ぐるぐると回る話。
 ぶっちゃけた話、これを止めるには人の来ない場所で誰か一人が死ねばいい。
 だけどそうされずに犠牲の連鎖が回り続けるのは、やっぱり「そのかわり君は生きたまま、この先何百年単位で寸刻みに食われてくけどね」と言われて、「それでも俺が止めたらぁ!」と返せるヤツがいないからでありましょう。学級委員がいつまでも決まらないような、当然の人間心理だと思う。英雄なんてそういないから英雄なのさ。
 あと化け物サイドにも縛りというかルールがあるといいよねと、常々思っている。例えば吸血鬼とか。その素材としての魅力は、その行動規範、弱点と制限の多さにもあるんじゃないかな、と。
 まあ俺の原点はそんなメジャー所ではなく、民話やら昔話やらだろう。「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何」とか問答してないで、殺したければさくっと殺せよ、みたいなツッコミ甲斐のあるヤツが大好きだ。
 そんなわけでこの話のにも制約をいくつか付与したのだけれど、感想でそれを良く言っていただけていて、なんとも嬉しい限り。
 ちなみに蔵の中の回すもののベースイメージはナゲナワグモである。
 こういう特殊な行動をする生き物を知ると、生命ってのは不可思議な進化を遂げるものだなと思うのと同時に、そういうふうにならねば生きていけなかったのだろうなという、悲哀にも似た不思議な感触を覚える。
 そして人蛇についても、モデルというかベースイメージというかがある。宇賀神という神様の像がそれ。
 リンクはウィキペディアへのものだが、ここに画像も載ってる。一見したら忘れられんくらいインパクトのある像である。っつーか神様っぽくないアルよ。まあ弁天様の化身は蛇だとか竜だとかなので、こういう形なのだろうけれども。
 作中で蔵の位置を「栃木の方」としているのはこの絡みであったりする。

ある衝動

 先日ふと、本棚の『魔界転生』を読み返した。
 そのまま忍法帖シリーズを延々読んでしまっている。
 そして今俺は猛烈に「忍法○○!」と叫びたい。というかネタ帖に十数個の忍法と対決ラインナップを作ってしまった。何やってんだ一体。
 まあこのストーリーを練る前に、あと四つは終えておかねばならぬ事がある。それまで我慢我慢。

「回る」

 、「回る」についての独り言。
 猫に周回される話。
 反時計回りに3周くらいすると魔界に行けるという噂が流れているのかもしれない。本当のところは猫にしかわからない。よって猫に訊け。
 ちなみに大抵の猫は俺の顔を見ると逃げる。超逃げる。納得がいかない。前世の因果であろうか。
 たまに逃げないのがいて、そいつらはおよそものの分かったような顔をした、賢く気のいいヤツらである。

「風鈴の音」

 、「風鈴の音」についての独り言。
 ひそやかにひとつふたつ響くのは風情があるけれど、風の強い日、悲鳴のように鳴り続けるのはどうかと思う。っつーかそういう日は外そうよと思う。
 出しっぱなしじゃあなくて、そういうのに小まめに気を配ってこその風流であろう。
 聞こえた音は多分、実家の爺ちゃんとか婆ちゃんとか、電話代わって欲しいけど言い出せない、もしくはもう代わってもらえない立場になってしまった人が、こっそり聞かせたのじゃあるまいか。
 だから寝しなに聞こえても、涼やかなばかりで恐ろしくはないのだ。

「否定派」

 、「否定派」についての独り言。
 検査機はそれ自身を検査できない。或いは観測者が観測対象に影響を与えてしまう話。
 書いてるうちに星新一っぽいかもと思ってきたり思ってこなかったり。
 ちなみに教授は井上円了先生的にそういうものが大好きなのだと思う。なんという悲劇。
 しかしなんつーか、教授っていうともう上田教授しか出てこんぜよ。おのれトリック。

「錯覚」

 、「錯覚」についての独り言。
 ひたすら自分に言い聞かせる話。
「ただの錯覚だ」と、そう繰り返し言い聞かせねばならない時点で、もう既に怯えている。
 という事は、何かあるのだと感じてしまっているのだ。それが錯覚であるかどうか、本当のところは判らないけれど。
 まー人生において本当のところが判る事自体が滅多にないのだし、思いたければそう思うって事でいいんじゃないでしょうか。大丈夫。あなたの後ろには誰もいやしませんよ。頭の天辺を覗き込まれているような気がしたって、そんなのはただの錯覚。気の迷いでござんすよ。
 なんつってね。
 で、このラスト一行でちょっと安心した気分になったとしたら、それすらもまた錯覚なのである。
 世の中ってむつかしい。

「オフィーリア」

 、「オフィーリア」についての独り言。
 無論ベースイメージはミレイのあれである。
 オフィーリアを描いた作は数あれど、歌いながら川に沈んでいくあの場面の雰囲気を表すのはあれが一等でないかと思う。画像検索でぱっと出るし、関連もあれこれ見れるので眺めてみていただきたい。
 なんとなく捨て置けなくて、人形を持って帰って部屋に置いておいたら、眠る時、あるいは誰もいない家の中から静かな歌声がする、というオチも考えたのだが、妙に長くなりそうな上ぐだぐだしそうなので投げ捨てた。
 その後はそういう事になったのだと、ほんのり思ってもらえれば幸い。

「名を記す」

 web幽の読者投稿怪談(9月2日掲載)、「名を記す」についての独り言。
 この時のテーマは「幕」。
 読者投稿怪談へ投稿した、最後の一編になってしまった作である。
 タイトル通り、ひたすらに筆文字で名前を書かれる話。妄念とは即ち誤った執念を示す。
 垂れ幕の裏なのは、皆見ているものの、その普段は見えない面という意味合いと、古典的表現として「裏を見る」→「恨み」との含みがある。
 実は細かい説明を入れすぎて1200字以内に収まらず、めっさ考えてあちこち削った。
 ちなみに語り手は川端、その友人は谷崎。要するに康成で潤一郎である。日本文学史に燦然と輝く変態の二大巨頭である。だからこいつら友達だったのだ。
 つまり谷崎は文中表現こそされなかったが、ふくらはぎフェチの変態野郎であったのである。呪われるもむべなるかな。
 最後のヴィジュアルはちょっと耳なし芳一っぽくてちょっと好き。

助け舟

 とある一件で、実はこのところ深く凹んでいた。
「もう今週末は図書館行って帰りがけに酒買い込んで、後はエアコン効かせた部屋で飲んだくれた挙句不貞寝三昧しちゃうんだぜい。ワイルドだろう?」みたいな感じだった。
 すると昨日、友人が唐突にメールを寄越して飲みに行く事になった。
 仕事切り上げて帰ってきたというヤツを20時ちょいで合流し、2時間ほどメシ兼飲みを展開。その後二人なのにカラオケ3時間コース。別れたのは午前1時過ぎである。
 ヤツは今日も仕事だったってのに、なんともありがたい事じゃあないか。
 こりゃいつまでも女々しくうじうじしてられんのう。

1編追加

 
「失せ物探し」
 を追加。

「打ち落とす」

 、「打ち落とす」についての独り言。
 最近蚊がとみにウザい。なんなのあいつら。なんで耳元を曲芸飛行するの。どうしてあの図体であんな甲高い羽音立てるの。
 流石枕草子の時代からウザがられてる虫は一味違う。
「ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊の細声にわびしげに名のりて、顔のほどに飛びありく。羽風さへ、その身のほどにあるこそ、いとにくけれ」
 うむ。全く以てその通り。
 そんな恨みを込めて手を振り回したら、思わぬものを撃墜しちまった話。
 そしてどこからか、いらぬ恨みを買ってしまったかもしれない。そう思うと後の怖いお話。

「同じ顔」

 、「同じ顔」についての独り言。
 モブ的な何か。或いは書割である事の何か。
 もうちょっと怖くならんもんかとあれこれ捻って見たのだが、結局あんまり怖くならなかった。よって不思議というかおかしいというか、違和感的なものを主体にまとめてみた。
 ちょっと世にも奇妙な物語調かな、と思ったりもする。

「開けてみて」

 、「開けてみて」についての独り言。
 怖いというより嫌な感じメイン。
 本当に何かあるのか、それとも語り手の妄想空想の類であるのか判然としない。でも開けてしまったら、取り返しのつかない不可逆の作用が起こるかもしれない。
 なんでもないような部屋が、「ここで自殺者があったんだよ」「ここで殺人事件があったんだよ」、そんなふうに吹き込まれるだけで暗く不吉に見えてしまうというのは人の性であろうと思う。
プロフィール

鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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