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貞子3D

 別作業しながら横目でちろちろ見ていた。
 井戸から貞子の群れが出てきた辺りから、俺のアンテナに引っかかるものがあったのでちゃんと見た。それもう後半もいいとこじゃんとか、そういう事は言ってはならない。
 怖がるというよりも、アクション映画の如くに楽しんだ。最初からもうちょっと真面目に見てもよかったかもしれない。
 井戸貞子はいい造形だと思うのだけれど、何故か笑ってしまった。もうモンスターの如くであったからであろうか。
 っつーか女子高生、殺陣凄いな。ワザマエ! あまりの技量に思わずツッコんでしまった。お前が最初から本気出していれば、余裕の駆逐だったのじゃあるまいか。あと物理攻撃でなんとかなるんだな貞子。
 ぶわっと蝶が広がる撃破演出も好きだった。いやホラーなんだし撃破したらダメなんじゃないかという意見は黙殺しておく。
 顧みるとなんだか全般的に、ホラー映画の感想でないような気がする。多分、気の所為だろう。
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英雄の真実

 友人と話していたら、何故かドラゴンクエストⅠの思い出話になった。
 そして相変わらずひどい方向に話題は脱線する。
「ぶっちゃけさ、ローラ姫って拒めないだろ」
「いきなりどういう話だよ」
「だって毒の沼地越えてドラゴン単独でぶち殺すような人間が『助けに来ました』って言うんだぜ? そのまま抱きかかえられて宿屋だぜ? 竜王より怖いだろ。OKするしかないだろ」
 言われてみれば確かに。
 吊り橋効果というよりは、無言の脅迫か何かであったのだろうか。宿屋の親父は「昨夜はお楽しみでしたね」とか言ってる場合じゃない。
「でもさ、王女の愛とかくれるじゃん?」
「あれは犯罪者用GPSみたいなモンだろ。城からの居場所が分かるとか、まんまソレだろ」
「じゃ、じゃあラスト、連れていってくれるまでの『そんな、ひどい』ループはよ」
「鉄砲玉として利用するつもりでいたら、フツーに竜王倒してきちゃったから覚悟決めたんだろ。こいつ野放しにはできないし、自分ひとりの犠牲で済まそうって、そういう魂胆だよ」
 英雄だな。
 でもまあ主人公はしょぼい軍資金で無茶振りする王様撲殺してもいないし、その後三ヶ国に子孫残してるし、それなりに幸せに暮らしたのだと思っておこう。そういうところから始まる愛もある。きっとある。
「しかしいつも思うんだけどさ」
「おう?」
「王様、せめてその国の最強装備くらいは寄越せよな。舞台がキャピタルウェイストランドだったら、あっという間に緑色の粘液か何かになってるぜ」
「お前はFalloutの世界観に染まりすぎだ」

ブチ切れる

 道を歩いていたら、突然ベルトが緩くなった。
 おや、と思って確認したら、金具が損傷してそこからベルトがブチ切れていた。え、お前ちょっと待てよ、そういうの家出る前に言ってくれよ。
 だが俺も予定があって出ているのであって、今更引き返すわけにもいかない。
 仕方ないので駄目になったベルトは外し、両手をポケットに突っ込んで、「え、俺ポケットに手ぇ入れてるだけですよ。別に必死でズボンがずり落ちないようにしてるわけじゃないっすよ」みたいな感じで移動を継続。
 近場の100円ショップで当座の代用品を購入して事なきを得た。
 男子たるもの、ベルトの替えの一本くらいは持ち歩かねばならぬ世の中なのだろうか。

思わぬ恩恵

 帰ってきて郵便受けからちらしを回収。なんかやたらに量がある。何事だ。一瞥後ねじってまとめて一本にして部屋へ。
 まずはと電気を点けたらば、いきなり何かが俺の顔目掛けて飛来してきた。
 咄嗟に身をひねって回避しつつ、丁度手に持っていたちらし棒で反撃の一閃。反射的な動きだったが、言葉にするとちょっと格好いい。
 床に落ちた襲撃者の正体を確認すると、それは漆黒の飛行物体Gであった。ダメージで動きが鈍っていたのでそのまま仕留めた。
 ちらしがなければ危ないところであった。多量であった事に感謝せねばなるまい。

見送る

 未明の雨からぐっと涼しくなったからか、それとも痛み止めの所為か、今日はやたらめったらと眠い。
 ぼーっとしていたお陰で急行に乗り込んでしまった。最寄駅は急行止まらんのに。
 通り過ぎゆく駅の姿を、電車の窓から悲しく見送った。
 席は空いていたけれど、座るとうかうかと終点まで行ってしまいそうだったので、頑張って立ったままでいた。

驟雨について

「夕立を警戒して傘持ってたのに、俺が外にいる間は全然雨が降らなかった。まったくの無駄重量だった。どういう事だ」
「お前が準備よく傘持って歩いてたから、雨も降るのをやめたんだろう。ドヤ顔されたくなかったんだ」
「俺がかさばる傘を持ち歩くという不自由したお陰で、他の多くの人々が雨に濡れずに済んだ。そういう事に喜びを覚える人間で俺はありたい」
「恩着せがましいな」
「俺とは何の因果もない事で恩の押し売りをする。そういう人間で俺はありたい」
「やかましいわ」

レベル所感

 見舞いに来た友人らのひとりに、ライトノベルをお薦めされた。
 どんな話よと訊いたらば、超能力者と魔術師がバトる物語であるらしい。登場人物はレベル分けされていて、1が弱くて5が一番強い。
「5……レベル5か。あんま強そうじゃないな」
「うむ。ちょっと村の外に出てスライム潰してたらなれそうだ」
「いやドラクエじゃねぇから」
「そうか、ウィザードリィか」
「ちょっと待て。そしたらレベル5ってマハリト覚えるくらいじゃね? 凄いな」
「うむ、凄いな」
「その経験値の為に、一体何体のマーフィー先生を犠牲にした!」
「お前は、今までに食べた米粒の数を覚えているのか?」
 そのゲーム脳をどうにかしろよお前らと叱られました。
 いやだけど「レベル7まで行ったら戻れない」とか言ったって、君らツッコんでくれないじゃんよ。
 すかさず共通で分かるネタを繰り出した努力は認めていただきたいと思う。

ガリガリさん

 暑い日のガリガリ君は、値段とは無関係の価値があると思う。マジでマジで。
 もう敬意を表して、きちんと敬称を付けすべきではないかとすら考える。
 例えばガリガリさん。
 或いはガリガリさま。
 ……何だか心霊現象や学校の怪談っぽい響きだった。
 やはりフレンドリーな君付けが一番か。 

回送タクシー

 てろてろ歩いての帰り道、やはりまだ歩行速度が遅いのを思い知る。このままでは帰宅が一体何時になるか分かったものではない。
 よし俺もいい大人だし、金で時間を買っちゃうぜ、とタクシーを捕まえる事にした。
 車道に脇目をやりつつしばし行くと、後ろから一台がやってくるのが見えてちょろりと車道に踏み出した。
 が、よくよく見ればそのタクシー、「回送」の表示を出してやがる。
 こいつは仕方ない、次を待つかと引っ込んだらば、何故かそのタクシーが少し後方で停車した。
「どうぞー」
 いやどうぞってどういう事よ。
「え、回送になってっけどいいの?」
「お、こりゃいかん。表示間違えてた」
 おい。
 今俺に出会わなかったららば、「今日は全然客いないなー」とか思いつつずっと流してたんじゃあるまいか。
 その恩義に報いてちょっとメーター負けてよと思わなくもなかったが、小心者なので黙っていた。

見解の相違

 童話大賞にエントリーした作品を友人が読んでくれたらしいのだが、その後電話で怒られた。
「お前の話は難しい」
 別に難しい事なんて書いてないだろ。単純明快だろ。
「漢字が難しい」
 難読っぽいのにはルビ振ってあるだろ。
「振ってあっても意味が分かんねぇんだよ!」
 それは俺の所為じゃない。
「でも童話ってもっと平易で簡単なもんだろう。あれは俺の知ってる童話じゃない」
 じゃあ児童文学って事でひとつ手を打とう。
 しかしハリー・ポッターだってしっかり書かれているけれど、俺はあれ、童話だと思うぜ?
「いやあれは映画だろ」
 そう来たか。

暑い日のぐだぐだ話

面白い恋人ってあったじゃん」
「あー、あったねえ。問題になってパッケージ変えたんだっけ」
「あれってさ、白い愛人にしておけば、恋人とセットで買ってもらえたんじゃないだろうか」
「一回りして着眼点がすげェよ」
「でも恋人と愛人よりは、恋人と変人の方が字面似てるよな」
「白い変人。ジェイソンか」
「俺は鉄拳だったわ」
 どっちも白いの顔だけじゃねぇか。

遅れば宣伝

 ちょっとアンドロメダまで機械の体を貰いに行ってる間に、あれこれと宣伝の機を逃した。
 折角活動しているので、遅まきながら一括で宣伝である。

 小説家になろう 夏のホラー2013という企画に『壁の中の魚』で参加しております。ご一読いただければ幸い。
 怖いと思ったら、小説下部の「怖い」ボタンを押していただけるととても嬉しいです。
 ちなみにこの企画、トップページの「参加作品一覧」→「▼簡易検索」と進むと色々好きなように検索できます。面白い作は結構あるっぽい(まだ全部読めてない)ので、検索して気になったのを読んで涼むのも一興であるかと。

 それからまたしてもアルファポリス。絵本・童話大賞に『僕は歩く、君は歩く』と『夕暮れの恐竜』の二本で参加中であります。
 読まれる機会が増えればいいな的お祭り参加でありますのでポイントねだるとかではありませんが、まあなんというか、それはその日本人的に。魚心あれば水心的な。ねえ?

痛覚ファンタジー

 ここしばらく色々と患っておりました。いや今も若干引きずってるのだけれど、どうにか思考する力は戻ってきた。逆に言うとここ一週間くらい思考能力がほぼなかった。
 突き刺すような痛みとか痺れるような痛みとか熱のような痛みとか骨に沁みるような冷たい痛みとかの満漢全席を味わっていた。
「痛すぎてもう痛くない」という、それは最早痛覚のファンタジー。
 まあ痛いのは我慢できるにしても、一時期本気で歩けなくなったのにはマジで参った。
 でもまあどうにか回復方向に向かって来てるし、ここ半月のまるで世界に悪意を持たれているが如くの災難続きも、何がしかの膿出しと思っておけばまあよかろうさ。
 それにほらアレだ、「世界に悪意を持たれてる」「世界の敵」とかいうとちょっとカッコいいじゃん。カッコいいじゃん?
 ……あ、すんませんやっぱなんでもないです。
プロフィール

鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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