藪から泥棒

 帰り道、近所のラーメン屋が気にかかった。
 いつも人気で門前市を成すような店であるのだが、今日は電気も落ちて人っ子一人いない。何かあったのだろうかと前を通り際にちらりと見たら、店の戸口に張り紙がしてあった。
 曰く「泥棒に入られ金庫二つが盗難されました。釣り銭を準備できないので本日はお休みします」。
 うわっ、世知辛ぇ。
 繁盛店だからと狙われたのものであろうか。一見軽そうに見えるこういう犯罪にこそ、重罰が降ればよいのにと思う。天網が漏らさぬ事を祈る。
スポンサーサイト

トップレベル

 ブラジルvsチリを見た。
 まさに一進一退、両者ともにが互いを脅かした、どっちが勝ってもおかしくないような試合だった。結局PKまでもつれたが、そこでも最後まで分からない展開であり続けた。
 いいゲームだったと満足して寝た。
 起きて、その後のコンロンビアvsウルグアイがどうなったかと調べてみた。
 こっちも見とけばよかったと後悔した。
 コロンビアの得点が2点ともに鮮やか過ぎる。今大会で初めて知った選手だけど、いやいや凄いな、ハメス・ロドリゲス。
 1点目、ワントラップからの狙い澄ましたボレーにも感嘆したが、連携のお手本のような2点目も実に素晴らしい。これは大会後にビッククラブに行くわ。
 俺のような素人にも見ててわかるトップレベルというのは、やはりいいものであるなと思った。

俺専用

「【あなた専用】やじったー」なるアプリを勧められた。
 ツイートを分析して、専用の野次を生み出すブツだそうな。どんな傾向で自分が発言してるのかがわかりそうだったので、好奇心でやってみた。

【鵜狩@小説家になろう更新広告に対する専用のやじ】
「チェック野郎!」「ペース馬鹿!」「追加以外のこと言ってみろ!」「ヘイトマニアめ!」「スノウウーマンばっかだな!」「一撃しかねえのか!」

 ……思い当たるような思い当たらないような事ばかりである。
「チェック」「ペース」は小説話の時のであろう。「追加」は毎回「『奇』に○○を追加」って宣伝してるのだから出てきて当然か。
「ヘイト」については最近ログ・ホライズンTRPGについて語っていたからであるな。
 でもスノウウーマンは一回しか言ってないような気がする。
 あと「一撃しかねえのか!」でふき出した。いや一撃があればいいんじゃね? 一撃必殺ならそれで問題ないんじゃね? でも俺、「一撃」ってどこで使ったのだろうか。
 まあ結論としてはアレだ。もっと生活に密着して細かいツイートをしてるような人じゃないと、あんまり面白い結果にはならないっぽい。無念である。

今朝の私的ハイライト

 試合終了後、長友に駆け寄る選手たち。
 しかし相手は外人さんばっかである。ああそうか、インテルのチームメイトか。なんでお前相手のプレイヤーに囲まれてるんだ何事だと思って焦った。これが人徳か。人間力か。
 しかし日本人チームメイト的にはちょっと近づきにくい光景ではないかとも思った。

 まあ母国チームが決勝トーナメントいけなかったのは残念だけれど、グループが格上ばかりだったし仕方ない。
 ザックさんになってからかなり躍進していたわけだし、こういう悪い波の時だってあるさ。俺は頑張った人を責める言葉は持たんぜよ。
 後は決勝までのこの後に、面白い試合が多い事を願うばかりさ。

もう見ない

 サッカーワールドカップのスペイン対オランダを見ていた。
 俺はスペインファンであるのだ。
 観戦終了した後は、なんともやるせない気持ちになっていた。
 日本対コートジボワール戦も見ていた。
 やっぱり日本を応援していた。いい感じで本田の先制ゴールが決まって、「おお!」とか思っていた。
 後半でなんともやるせない気持ちになっていた。
 どうも俺が応援するチームが負けるようなので、しばらく見ない方がいいのではないかという気がしてきた。
 しかしドログバは試合の表情をマジで塗り替えていたなあ。かっけぇ。

穴あき風船

 最近、気力と集中力ががんがん抜け落ちていく。さながら穴の空いた風船の如くである。
 あらゆる方向で立ち動く気持ちになれない。実際に動くまでにえらく手間がかかる。時間ばかりを無駄に浪費している。
 暑くなったからと言い訳したいところだが、そうではなくて、ただの怠けの虫だろう。
 このままいくと本当に無為にだらだらしてしまうと経験則で知っているので、ここらでちょっと自分に喝を入れておきたい。
「とりあえず今日は日記書いたからいいや」と、まるでひと仕事したような気分になりかけの自分に喝を入れておきたい。

不可思議なる鬱憤

 朝、快晴だったので布団を干して家を出た。そしたら、「今日、ゲリラ豪雨あるらしいですよ」と言われた。マジかよ。いやマジかよ。
「雨ですよ雨。集中豪雨。雑巾みたいになりますよ、布団」
 おいやめろ。脅しをかけるな。
 暗澹たる気持ちで昼過ぎ空を見上げたら、やはり雨雲めいた流れ始めてきている。これはあかん。もう帰りたいけど流石にそれはできない。半ば諦めて、「なーに、布団を綺麗に洗濯したのだと思えばいいさ」と腹をくくった。
 しかし幸い、俺が上がるまで雨は降らなかった。
「日頃の行いだよ、日頃の行い。常々善行に励んでいるからこそだな」
 と胸を張ったところ、とても微妙な眼差しが降り注いだ。
 貴様ら一体何が不満だ。

干したい気持ち

 梅雨入りが宣言されているのだから当然といえば当然なのだが、最近からっと晴れない。空はどんより曇ったままで、いつ降り出したっておかしくない雨準備万端状態である。
 よって布団が干せない。
 なんかじめっと湿気っているような気がする。
 でも干せない。
 曇ってるけどちょっと風に当てとこうで外に出したらば、通り雨にやられて「湿気ってるがずぶ濡れ濡れ鼠に進化しました!」の可能性がある。それは現状よりも大分悪い。一人暮らしの悲しさである。
 このままサルマタケが生えるまで我慢せねばならぬのだろうか。なんだか気持ちまで湿ってきたような気がする。

再認識

 先日、日月烏鷺図蒔絵額についてちらっと感想を書いたら、その辺のキーワードで検索をかけて来訪してくる方が増えた。
 なんか申し訳ないような心持ちになる。ぶっちゃけ俺、「すげぇ! 白山松哉マジすげぇ!」しか書いてない。専門的知識も穿った視点も何もないのだ。マジすまんっす。
 でもそんな余波で、あの回はそれだけの関心を集めるものであったのだなあと再認識。
 やっぱり良いものは時代を越えて素晴らしいのだなあと改めて思った。

日月烏鷺図蒔絵額

 美の巨人たち、白山松哉の回を見た。
 途中で数回「意味わかんねぇよ!」と叫んだ。
 研出蒔絵って技法だけでもありえないくらい凄いのに、肉合研出蒔絵ってもう何よ。その更に上を行く羽根蒔絵ってもう何様よ。肉眼で見えないってどういう事よ。これだから日本人は。
 ぱっと遠目に見ただけでも尋常じゃない印象を与える作品であったけれども、近くに寄って見てみたらより凄まじかった。そんな印象である。
「根だけは誰にも負けない」と言った根気の人であったそうであるけれど、いやいや技術も神業レベルである。根気だけでも技術だけでもたどり着けない、ふたつの相乗効果であろう。
 あらゆる部分にまで研ぎ澄まされ、作りこまれ、描き込まれている。まさしく入神の域であるなあと思う。
 ううむ、なんとも魂のざわつく回であったよ。

ふわっとした話

 プロバイダにプランの変更を申し込んだ。
 色々やりとりして、NTTに局内工事頼むから工事費発生するけど、それはプロバイダ側が持ってくれるという話になった。
 じゃあNTTから請求書が届いたらまた連絡するわと電話を切って、そしてはやひと月。
 一向に請求書はやってこない。今月の明細とか来てないけど、これちゃんとプラン変更されとるんか。
 気になってサイド電話してみた。
「こういう次第なんだけどどうなのよ? 手続きちゃんと進んでんの? 工事できてんの?」
 するとオペレーターのお姉さん曰く、「工事が発生せず、工事費がかからない場合がございます。どうなるかはNTTに聞かないと分からないので、そちらに請求がいったら工事が発生したと思ってください」。
「え、それって来なかったら気にせずままでOKって話?」
「はい、オッケーな話です」
 びっくりするほどふわっとした話であった。
 請求書は未だに来ない。これは結局無料で済んだという事でいいのであろうか。
 手間が減って有難いのだけれども、なんだか釈然としない。
プロフィール

鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

FC2カウンター
Twitter
カテゴリ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ