前夜のメールは読み返すと恥ずかしい症候群

 折角一次通過したのだし機会は最大限に活かそうと、『悔恨剣骨無し』と『イヴイヴ異聞』の手直しをしていた。
 前者は普通に終わったのだが、問題は後者である。
 改稿しながら読み返して、俺は一体何からどうしてこんな話を思いついたのだろうと大変にアレな気分になった。書いた本人がこれなのだから、読んでくれた人は尚更だったのではあるまいか。
 この路線だって悪かないし嫌いじゃないが、もっと色んな意味で、人様の記憶に残るものを書けるようになりたいものだと思った。
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狙うかアートナイト

 昨日の記事に関して、「現在サントリー美術館で若冲を展示中だよ」と教えていただいた。
 調べてみたら蕪村も出てるらしいし、昨日放送してた乗興舟も見れる模様。というかこれがあるからこのタイミングでの放送だったのだな、多分。
 展示は5月10日までで開館時間は10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)。入場は一般1300円だが4月25日は六本木アートナイトとやらで一律500円だぜ、という自分メモ。
 山手内円は地味に土地勘がない場所であるが、この日は24時までやってるらしいし、なんとか滑り込みでという気持ちなりつつある。翌日曜が立て込まなければむしろ行きたい。
 以前上野にプライスコレクションが来た時に見に行ったのだが、やはり生若冲は眼福であったからなあ。

 なんて話を枕に拍手返信。
 というか拍手で上記を教えてもらったので既に返信みたいなものだけれど。
 若冲の鳥、いいですよね!(のっけから変なテンション)
 旭日雄鶏図とか群鶏図とかの緻密に描き込まれてるのにも見惚れますが、私的には鶴図屏風の鶴が非常に気に入り。卵型の楕円だけなのに、それが鶴の体であるとひと目で理解できる見事なデフォルメに惹かれます。
「動物には神気があって、それを捉えて描けばそれらしく見える」とか言ってた方だそうですから、きっと「どうすればどう見えるか」を突き詰めていたのでしょうなあ。
 繊細で精密な筆も、ユーモラスで茶目っ気たっぷりなデフォルメも、どちらもその凄まじい観察眼に裏打ちされてのものであるのだろうと思います。
 そして展示の情報、ありがとうございました。上手く時間を作って是非行きたいところですが、異動と指導真っ只中で、予定がさっぱり見えません。ぐぬぬ。

千年経ってもわからない

 今週の美の巨人たちは伊藤若冲の「乗興舟」。大好きな絵師であるので、貼り付いて見ていた。
 まるで写真のネガポジ反転めいた黒と白。拓版画という技法。友禅と同じ手法ではないかと思われる、独自のぼかし。
 樹花鳥獣図屏風の升目描きもそうだけれど、いやあんたホントに時代を先取りしすぎだよ。
「自分の絵の価値がわかる人を千年待つ」って、お前もう『夏への扉』のレオナルドさんと同じく未来から来たんじゃあるまいかと疑うレベル。
 それにしてもこの墨の黒の美しさよ。応挙の氷図とは逆の鮮やかさがあるように思う。流石はものの神気を捉えるお人だ。
 あと今回のおださだお教授がかなり好きだった。モデュロール兄弟のように若冲回のレギュラーにならんだろうか。

アニメのお話

 いい大人が何をと言われそうだが、来春やるアニメが楽しみでならない。
 そのタイトルは『血界戦線』。
 あの『トライガン』のあの内藤泰弘さんの作のアニメ化である。
 舞台はかつてニューヨークがあった場所、ヘルサレムズ・ロット。秘密結社「ライブラ」の面々の活躍を描くお話である。長編ではなくアメコミっぽい雰囲気で、ヒーローチームのあれこれをピックアップしていく感じのスタイル。数々のアクションがどういう動きで再現されるか楽しみでたまらない。巻末の「血界ツーシン」的な何かもやってくれたりしないものだろうか。
 まあ俺が百万言を弄するよりもって事で、以下にPVを貼っておく。興味があったら、是非。


二選一落

 第三回なろうコン大賞の一次選考通過候補作品が、昨日発表された。
 俺は『病は君から』『悔恨剣骨無し』『イヴイヴ異聞』の三作品応募して、うち『悔恨剣骨無し』『イヴイヴ異聞』がとりあえず一次通過という結果であった。
 なのでわりと凹み気味。
 二作通ったんだからいいじゃないかって話はあるのだけれども、通ったふたつは1万字ちょいの短編なのである。でもって落ちたのは現在44万字弱の長編。
 注いだ時間からすると、かなり無念な結果になっている。
 まあ第二回の時も一次だけなら二作送って二作通過だったので、文章力的な面ではそれなりに評価されているのではないかと思っておきたい。いやそこまで駄目だと、もうズンドコまで凹むしかないからな。
 というわけそこはぶっこ抜いて、落選理由を思考してみた。

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発信と受信

 カート・ヴォネガットの『タイタンの妖女』という作品に、ハーモニウムという生物が登場する。
 彼らは弱いテレパシーを持っていて、お互いに二つのメッセージを自動に発信し合う。ひとつは「僕はここにいるよ」。もうひとつは「君がそこにいてくれて、よかった」。
 作中においても暗喩として使われる描写だが、まあ世の中の様々な発信受信も、このようであるとよいなと思う。
 例えば創作。
 どんなにいい話をでっち上げても、それは書く側だけでは成立しない。読み手が居てこその「作品」であろう。
 だからこそ僕がここにいて、君がそこにいるのに感謝する。互いに優しいものを向け合う、そんなハーモニウムたちのような関係は素敵だろう。


 と、そんな真面目そうな話を枕に拍手返信。
 裏話で喜んでいただけましたなら、実に幸いです。でもやはり、つい懐かしくなってやたらと語ってしまうのは俺の悪癖でありましょう。
 またいくら発信しても受信者がいなければ虚しいばかり。なので前述も含めて俺もまた、ありがとうございますと申し上げたく思います。
 時計塔の話にもお付き合いくださり感謝です。
 体の話よりこちらを先に書いていただけに、自分でも意識しないままに色々とキャラかぶってたりしておりますな。バースリーの紅茶とか、イマイチ締まらなくて面倒見の良い兄ちゃんとか。ううむ、俺の好みばかりがはみ出しているのかもしれません。
 あとあれです、俺が芥子粒っぽいのは遠いのじゃなくて元々俺という人間が小さいからだけなので問題ありません。
 絵も文章もそれぞれのメリット、デメリットがあるわけで、二つを合わせて自己補完して長所を伸ばせる方が、俺としては羨ましいばかりだったり。
 また新作を手がけられるのでしたら、公開の暁には、お手間でなければ是非教えていただけたりすると嬉しいです。きっと覗きに参りますので。

すめらぐ

 戦国BASARA4皇が今夏発売予定だと教わった。新キャラは千利休だという。
 きっと海原雄山みたいな利休で、美食倶楽部のような利休七哲を連れ歩いているのに違いない。というか中川清秀をお供にして、「行くぞ、中川」とか言う。無論古田織部は山岡ポジ。 
 などと期待しつつ帰ってきてちと調べてみたらば、なんか北斗の拳的アトモスフィアをまとわせた茶人サイキッカーだった。ちょっと残念、。ああでもそういえば秀吉がラオウか。
 しかしそういう情報を聞くと、友人に渡したままの戦国BASARA4を回収してこねばなあと思う。
「いいよ、今ちっと忙しいから貸しとくよ」と友人宅に置いてきてそれきりで、 発売日近辺に買ったはずなのに一度も自宅に持って帰ってきていないという恐るべき有様である。
 そういえば特典でなんかダウンロードコードとかもらった気がするが、きっともう賞味期限切れであろう。

ゴーテル婆さん悪くない説

 グリム童話にある『ラプンツェル』。
 昔から俺思ってたんだよね、「この魔女全然悪くなくねぇ?」って。
 だって嫁さんの我が儘で複数回盗みに入った男を許すばかりか、食べたがってたものを好きなだけくれてやって妊婦に栄養をつけさせて。
 でもって無事産まれたら今度は、夫を盗みに駆り立てるような妻とそれに唯々諾々の夫という駄目な親から引き離して箱入り娘として立派に育て上げる。
 ここまでひとつも自分の得がないという。超親切なお婆ちゃんじゃああるまいか。
 もし王子が余計な茶々入れなかったら、彼女はラプンツェルにどういう将来を用意していたのか、それが気になって仕方ないところだ。
 まあ実は王子の散策経路を見越して塔を立ててラプンツェルを歌わせて(勿論歌を教えたのも魔女のはず)、王子を引っ掛けさせるとこまで含めてが魔女の策略だとするのも綺麗かもしれんですな。
 王子とラプンツェルが再会するところを水晶玉かなんかで遠見した魔女が見てにやりと笑って幕、みたいな。
 うむ、つらつらと考察してみたがゴーデル婆さんはやっぱ超いい人である。菩薩か。


 という日記を枕に拍手返信。
 こちらこそ長のご高覧ありがとうございました。
 目を通してくださったのみならず、登場人物(……人物?)たちに愛着を抱いていただけましたなら、それは設定を借りて書いた人間にとっては一番の喜びです。舞台となったものへの恩返しもできたような心地です。
『寓話の塔』におけるラプンツェルの話は前述の思考を経た、かなり恣意的な解釈をしています。
 なので贔屓して書いた感のある魔女役のバースリーですが、素敵とおっしゃっていただけて、とても嬉しく思います。

ほじり出す

 しじみの味噌汁が嫌いだ。
 味がじゃなくて、手間が嫌いだ。
 夢枕獏さんの『しじみ成仏』を読んで以来、あの貝にくっついたちっこい身をほじくり出して、ことごとく食べねば気が済まなくなってしまったのだ。
 だというのに先日実家から、冷凍したしじみが小分けにされて送られてきた。
「沸騰したお湯に入れるだけだからお手軽でしょう」との事だが、俺にとっては全然お手軽じゃないんである。でも人様の心尽くしを無駄にするのもマイルール的に許せないのでこのところしじみ尽くし。
 しばらく貝をほじくる日々は続く。

寓話の塔

 RO、時計塔関連の話。
 メインはバースリーさんとアラームたん。おとぎ話はお婆さんが子供に語るものと決まっている。
 ライドワードも昔は「てめぇタフ紐でくくってゴミの日にまとめて出すぞ」とか思ってたものだが、あのスレの設定を見て「まあ許す。ひと噛みくらいなら笑って許す」に宗旨替えしたものさ。
 そして時計塔の話もこれでおしまい。というわけでRO関連の二次創作はおそらくこれまでと相成ります。どっとはらい。





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fire sign

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアチャスケさんと深淵さん。
 この二人は配置変更でどちらも時計塔からいなくなったモブで、それで絡ませた話だったと思う。
 あとスレ内において、アチャスケさんはバードスケルトンとして各地で時計塔の歌を歌い歩いてるって設定になってたので、それに沿った設定になっている。被っている仮面は、勿論アラーム仮面であろう。






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病床一景

 RO、時計塔関連の話。
 メインは時計塔の皆さん。
 スレにネタだかお題的なものだかが上がってて、それに沿って書いた話……だったような気がする。流石にもう記憶が曖昧で定かではない。ずーっと出番のなかったミミックを、いいポジションで出そうと考えた事だけは覚えている。

 あと拍手返信。
「針は止まれない」に拍手くださった方へ。
 どうしてもその組み合わせ、彷彿とさせますね! 書いたのはこちらが先なのだけれど、あちらは付き合いが長かった分イメージが強いです。
 そして俺も閉じた環境で一生懸命やりくりしてる面子の、「彼らと読者だけの秘密だよ」みたいなのが好きなような気がします。とまれ時計塔系の話もお楽しみいただけているようで、嬉しい限りでありますよ。
 またお気遣いもありがとうございます。ありがたさを噛み締めつつ今日(もう昨日か)は頑張って参りました。

「初陣」に拍手くださった方へ。
 返信、無事にお目に触れましたようで何よりです。というかだらだらと長書きしてしまってすみません。
 作品は拝見するうちに懐かしさが募ってきて、ますます保管庫等がなくなってしまったのが惜しまれる気持ちでありました。
 そして時計塔ナイトメア。
 ちょっと調べてみたら公式に「Base150Lvから挑戦可能」とか書いてあってびっくりでした。今はそんなになってるんですな。あとこのビッグベルの中の人は確実に可愛くない予感がしてなりません。






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針は止まれない

 RO、時計塔関連の話。
 メインは時計塔管理人とバースリー。
 シリアスな総指揮官みたいなキャラ付けしてるけど、ゲーム中の管理人氏はふらふらとトラップ置いて歩いてるだけの昼行灯である。
 そして読み返して気づいたけど、このバーさん、某研究所の某ハイプリさんとポジション被ってねぇ? やっぱ年の功的なもの(ここから先は焼け焦げていて読めない)
 尚、そんな不埒を考えた天罰か、明日も日付が変わるまで帰れない模様。





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あの日のフォトグラフ

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアラームたんと荒武隊の皆さん。
 スレにすげぇいい感じのセピア色めいた集合写真風イラストがあって、それに触発されて書いた話。
 書き終えてから、軍隊ものだとこの手の写真は、戦友やチームのメンバーが死んだ時にクローズアップされるのが定番であるなと気がついた。いわゆるデスノボリである。





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my time in exile

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアラームたんとアチャスケさん。ちょうど時計塔のモンスター配置替えがあった頃のお話。
 タイトルはThird Eye Blindの曲「My Time In Exile」から。 から、っつーかまんまであるな。






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初陣

 RO、時計塔関連の話。
 メインはパンクとアラームたん。おっさんの出ない話も書いてたぜ。クリアサやってた頃は、時計塔のカビ掃除のバイトに精を出したなあという懐かしい思い出。

 あと各種返信。
 まず小説家になろうの方へメッセージをくださった方へですが、こちらは同じくメッセージにて返信を致しました。もしこの記事がお目に入りましたらば、確認いただけますと幸いです。
 そして拍手コメント。
 お、クラプトンお好きでしたか。いいですよねー。
 また時計塔シリーズを好きと言っていただけたのも、「おっさんどんとこい」(don't来いじゃなくてよかった)も嬉しいところです。
 そしてアチャスケさんの帰還に改めて時の流れを感じる俺。ちょうど「ハワードが水属性になってセシルに一発逆転できなくなった」と聞いたばかりだったので感慨も一入です。





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Tears in heaven

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアチャスケさんとアラームたん。
 スレのノリに合わせて小さい子を愛でていると見せかけて、実のところ書きたいようにおっさんキャラを書いていた疑惑。
Tears in heaven」は言うまでもなくエリック・クラプトンの名曲である。
 同じくクラプトンの「Layla」、Survivorの「Eye of the tiger 」、そしてNirvanaの「Smells like teen spirit 」は、イントロでテンションンマックスになれる三巨頭だと思う。






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ちいさな恋の唄

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアラームたん、荒武隊長。
 俺は渋いおっさんとか大好きなのだと改めて思い知る。
 時計塔スレ関連は、ちょっと書いた順番が定かではないので時系列がぐちゃぐちゃである。内容を見るに、こちらはアーチャースケルトンが配置替えで時計塔からいなくなった後の話っぽい。





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夜のまもりて

 RO、時計塔関連の話。
 メインはアラームたん、荒武隊長その他。
 確か時計塔スレで最初に書いたヤツだったはず。童話風軍隊ものという謎の境地だぜ。当時は隊長とか脇のひとに通称はなかったように思う。
「ゴー、ブラッズ!」「ロックンロール!」のやり取りは、古橋秀之さんの『ブラッドジャケット』とジョン・スティークレーの『ヴァンパイア・バスターズ』が入り混じったノリの産物である。






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河より低い町で

 RO話。
 剣士家系に生まれたセージさんの話。
 ベースイメージはJ-WALKの「河より低い町で」。





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食前の祈り

 RO話。
 やさぐれ殴りプリと相棒短剣アサシンの一幕。青箱は開けるモンじゃねぇ、売るもんだ。
 タイトルはジャン・シメオン・シャルダンの絵から。





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道 後編

 RO話。
 好みもあるだろうから後日談は反転。
 一応発光から一次への流れになってる。皆待ってたのさ。





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道 前編

 RO話。
 格好いい爺とか枝テロとかそんな感じ。






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プロフィール

鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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