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哲学的懊悩


 日曜朝、午前7時。
 惰眠を貪っていると、知らない番号から着信があった。しばし悩んだが、某か緊急の可能性もあるなと電話に出る。するとご存知ない爺ちゃんボイスで、
「うちのかあちゃんいつ戻る?」
 知らねーよ。
 というか誰だよ。誰だよお前。
「爺ちゃん、電話間違ったとこにかけてるぞ」
「ああ、すみません」
 気をつけてねと通話を切って十数秒後、再度着信が来た。 無論同じ番号からである。
「爺ちゃん、同じとこにかけてるから。番号ちゃんと確認しなって」
「度々申し訳ない」
 昼頃までがっつり眠る予定だったのに、人と会話したお陰ですっかり目が覚めてしまった。
 この憤懣をどうしたものかとしばし悩んだ。とても哲学的に悩んだ。
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八つ当たる

 バイトの子がディズニーのチョコエッグを持ってやって来た。
「鵜狩さん鵜狩さん、これ可愛いと思うよね?」
 有無を言わさず同意を求める口調である。だがちょっとだけ待って欲しい。
「いや君さ、考えてみて欲しいんだけど」
「はい?」
「俺がその問いに対して、『うん、すっげー可愛い。超可愛い』なんてリアクションしたら、ぶっちゃけその場で『嘘、キモイ』くらい言うよね?」
「……全然考えてなかったけど、言ったら言ってたかも。きもーい!」
 結局言うのかよ。俺が言わなくても言うのかよ。
 おのれ。おのれディズニー!
プロフィール

鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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