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確かなぬくもり

 茹だる暑さで移動中に死ぬかと思った。乾いて干からびて死ぬかと思った。
 台風だの梅雨だのってじめじめじとじとしてると油断こいてたらこれである。底抜けの青から降り注ぐ太陽である。
 たまりかねて自販機に駆け寄って緑茶を購入したところ、がちゃんと出てきたそいつが温い。露骨に温まっている。
 くっそ、ひょっとしてまだホット取り扱ってる販売機かよ、と確認したがそんな事はない。
 なんだか脱力して蓋も開けずに、ひたすらシェイクしながら帰ってきた。冷凍庫に放り込んで、とりあえず風呂上がりにいただこうと思う。 
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鵜狩三善

Author:鵜狩三善
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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