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四方裏山話『病は君から』 その1

 完結した自分の長編について色々語ちゃうぜ企画である。
 興味がある人以外はスルーするが吉。
 俺が書きたいから書くのであって、つまるところ日記みたいなものであるな。
 とまれ今回は本作の主人公、新納萩人について。
 新納家の次男坊。元高校二年。性格は地味(自称)。
 出来のいい兄と妹に挟まれて、踏まれ慣れてる雑草系男子。実の母曰く「上と下の平凡をごっそり吸い取っちゃった子」。おまけにシスコンでブラコンでマザコンの三重苦を患っている。
 見栄坊で意地っ張りだが、見栄や意地の分だけ頑張る努力家。兄から聞かされたヒーローの条件を、いつも深く意識している。
 私的イメージ曲はthe pillowsの「my foot」。憧れの背中を追って、どこまでも前向きに行こうぜ。
 ちなみに本作でのヒーローは決して「男性主人公」という意味合いではない。英雄、尊敬されるべき人物の総合であり、まあ要するに「大人」って事である。
 成長譚だからね。子供が大人への階を一歩登るお話だからね。

 気持ちが追い込まれるほど軽佻浮薄を装う悪癖を持っていて、緊張すると無闇に冗談口を叩くのは作中で指摘されてる通り。
 前半で事あるごとに「姫様可愛い凄い美人」なんて内心でやたらにおだてているのは、「自分には手が届かない、今は構ってくれてるけどそのうちに見向きもされなくなるんだぞ」という後ろ向きな気持ちからの酸っぱい葡萄である。
 これとは別にシンシアには強烈な憧憬と引け目とがあって、なんで初めて見た時に「彼女」と評したきり、それ以降アンリの一件まで、「あの人」「その人」「姫様」で押し通している。
 女の子扱いしてないというよりも、神様扱いで人間扱いではない。敬して遠ざけるみたいな感じである。
 あと人に即座にあだ名をつけるのも、本人の前でうっかりそれを口にしちゃうのも、彼の悪い癖のと言えるかもしれない。
 趣味は走る事、友人と無駄話に興じる事、それから石集め。
 最後のはやはり作中で自覚するように、自分にしかわからない価値を見出そうという足掻きからのものであり、自分の足で立つようになってからはすっかり忘れ果てている。

 対人関係ではほぼ物怖じをせず、好奇心と親切心は旺盛。自分では意識してないが、人の意図や思考を先読みできる洞察力がある。
 相手の言葉からあれこれ先回りして考察するような述懐が多いのはこの為。
 なので同様の特徴を持つシシンシアとの会話はお互いかなり読み合いで、他人からすると脈絡のない言葉が行き交っている事がある。
 有り体に言うと、居るとなんか雰囲気のよくなるムードメイカー。
 またわりに人を見る目があって、その人が気が付いて欲しい頑張りに気が付いて、そして褒めるタイプ。自分が認められたかったこそ、そういう他人の努力に敏いのかもしれない。
 自分から人にがんがん話しかける上に聞き上手で褒め上手とか、ぼっちの救世主みたいなヤツである。

 そこらから生じる危なっかしさと大人しめな童顔が相まって、周囲にどうも放っておけない気を起こさせる模様。
 なんか手を貸したくなるような、「あいつならしょうがねぇ」とフォローしてもらえちゃうような具合である。
 転じて「新納のいいところは私だけが知ってるから」「皆は知らないだろうけど、あいつ時々が意外とカッコいいんだよね」みたいに思ってた子が少なからずでいた。隣の席の鍋島さんとかもその一人である。
 ちなみに彼が異性の好意に疎いのは、「どうせ自分はそんな対象にならない」という思い込みもあるけれど、ブラコンの妹が常にまとわりついていた所為で、「これくらいは普通」と考えちゃってる面もあったり。
 本来恋愛については、一人と真剣かつ真面目にお付き合いする視野狭窄タイプ。故に基本的に彼から手を出すのはシンシアにだけで、他二人は誘惑されてのパターンが多い。いや誘惑されても手を出しちゃ駄目じゃん。言い訳できないじゃん。
 向き合い方の差異をざっくりと述べるなら、シンシアが恋人でタルマが嫁でスクナナが愛人ってな具合である。

 身長は非常に平均的な170cmくらい。陸上部所属で走り込んでいる為、基礎体力は高い。メイン種目は兄と同じ400m走。
 髪はちょっと伸ばした直毛系。兄が短めなのでそれを意識してるのもある。何故かヒロインによく撫でられるので、手触りはいいのかもしれない。 
 家庭の事情で服にはあまりお金をかけてないが、決してだらしないわけでもない。
 兄妹が目立つタイプなので、「あれの家族なのに」と言われないように、細かなところにも気を遣っている。
 この辺もまた、父弟の為に口調や見栄えを変えたシンシアとの共通項。

 ハギト、という名前はオリンピアの天使において金星担当がハギト(Haggith)から。太陽みたいに闇を払って世界を照らすほど明るくはないけれど、でも夜の暗がりに心強い明星。そんなイメージである。
 あと新納って姓は戦国期の九州大名、島津さんちの新納忠元から頂戴しました。
 武蔵守だった彼のあだ名は「親指武蔵」。「島津家でメジャーな家臣と言えば?」と問われると、皆が皆、「えっと、まず新納忠元でしょ」と親指を折りながら名前をあげるからの異名で、まさに家臣団筆頭ってな感じである。あとニーロってカタカナで書くとファンタジーに溶け込んでるっぽくていいかな、と。
 勿論友人の名前が甲斐だったり鍋島だったりするのもそんな九州つながりである。
 立花と高橋がいないのは、アンデールの家のモデルが大友家だから。シンシアは義統的スタンスでした。

 まあ外から発表された功績だけ見れば、そりゃもう確実に異世界から来た勇者様である。多分後の世においては、万病平癒のみならず家内安全とか夫婦円満とか恋愛成就とか、そんなご利益盛りだくさんの神様として祀られてたりする事であろう。
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鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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