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感想返信風味の何か

 またしてもありがたくも「生体工学研究所実装10周年記念ペーパーラリー in 京都」のエア参加企画作品群へ丁寧な感想を頂戴いたしました。
 年度末のあれこれでローテンションだったけど、士気が高まってきたぜぃ!
 ので、以下はそれへの返信的裏話風味の何かである。て興味のない方は以下スルー推奨。



・一流の系譜
 まず謝罪から入らねばなりませぬ。出しなに「bee stingsの意味は、文脈からどうぞお察しください」とか書いちゃった所為で勘ぐらせてしまったかもでありますが、作中の「よって自分はあんなビースティングスなど歯牙にもかけないし、故に動揺など一切ない」って一文がわかりにくいかなあという意図からだけの記しでありました。
 bee stingsは軽侮的俗語表現で「蜂刺され程度の小さなふくらみ=小さな乳房」という意味がありまして、ラウレルの「見ちゃったけどオレは誑かされんぞ!」的な言い訳でした。
 でもこう、「異性として意識してもらえない胸の痛み」って、青春っぽくていいですよね! そういう事にしておけばよかったよね! ……いやもう本当ごめんなさい。
 だがイレンドの取り扱いについては、俺は一切謝らない。

 とまれラウレル君は書いてて楽しい子でした。ギャルゲー主人公属性の高さもさる事ながら、こう、頑張って突っ張ってる男の子って微笑ましいよね、みたいな感じで。ガイル先生とは違う動かしやすさがある。
 まあキレ芸が得意技みたいな雰囲気はあるんですが、心底そんなのだったらただの乱暴者なので、彼は彼なりに距離を見切って振舞ってるのだと思います。
 そして他人の領域を察知して踏み込まない代わりに、自分のボディゾーンにも踏み込ませない。
 だからこそ姉弟揃って無意識に踏み込みが鋭い剣士どもにいいようにやられてしまうのでしょう。魔法使いが近距離戦に弱いのはお約束です。


・嘘つきはよく知っている
 これもお詫びからスタートした方がよさげ。
 上の「一流の系譜」がリーグ戦から続く俺の脳内設定を踏襲したものだったので、いきなりそこからライン変更していて混乱を招くものでした。
 自分は自分の事だから別個の短編として頭から切り離していたのだけれども、「独立短編としてご高覧ください」とか添えておけばよかったなあ。

 この話はカヴァクとトリスという、小利口で口達者めいた二人の組み合わせだったので、俺の好きなループ構造とか、相手の言葉尻をさらって突き返すのとかをやりたい放題盛り込みました。会話劇も好きなのでノリノリでした。リヴァーシブルタイトルもそんな雰囲気から着想でした。
 なので二人の応酬を楽しんでいただけましたら何よりです。
 勿論ラストの「だって、トリスってさ――」は「──だってカヴァクってさ」の対でありますから、つまるところそういう事です。爆発案件です。

 そして「ブラコンだもんね。トリスさんは」の下りをたEさんが耳にしたとしたら、
「トリスがブラコン? いやいやないない、ないでござるよ。あれは独りで万事やってのけられる、強くてしっかりした自慢の妹分にござる」
 とか素で言ってのけて、ハイプリースト様辺りにお仕置き喰らうんだと思います。


・声を聞かせて
 最初のお題がエレメスだったので、じゃあ対応させてラストはハワードで締めるか、という思いつきでした。それなら『夏風の夢』に対応させる形で、着地点は生体萌えスレでよくある騒々しさにしようと考えて、そっから「スレではネタとして扱われるあの追いつ追われつの関係を、俺が解釈するとしたらどんなかな」という具合に広げていった話です。
 そんな関係性にときめいていただけたなら、そして楽しんでいただけたら、書いた側としてもこの上ない喜びでございます。少しは責任が取れたり、恩返しになったりしたかしらん。

 私的ハワード考。
 何かの短編の枕でもちょろっと書いたのですが、ハワードについては「気の回るマッチョとか格好ええやろ!」というのが基本スタンス。他のメンツが戦闘職なのに対して彼は生産職でもあるわけで、裏方一切をきっちり引き受けて黙ってこなす、一歩下がって一番大人な立ち位置と思っております。
 そんな職人気質的描写をお気に召していただけたのは嬉しいところ。
 同時に頑固職人と仰られたのもまた正鵠で、俺の中での彼は、上っ面の付き合いをしないタイプです。逆に気に入ったなら徹底的に面倒を見る親分肌で、リーグ戦において「武器を選んでるようじゃ二流、だが拘らないなら三流以下だ」と発言してるように、そういう相手には滅法入れ込んでその人に最適化されたオーダーメイドを鍛え上げたりするのでしょう。あとついでに恋の告白めいて熱く語っちゃうくらいになるのでしょう。
 でも気に入らない輩へは、終始営業スマイルで優しく対応するに違いないと思ってます。そこらはマーガレッタと似た気質かもしれません。
 相談相手の選択も、そこらを加味してかもしれないですが、自分がオープンだからってぽんぽん口を滑らすのはよろしからぬところですよねぇ。
 そしてお察しいただけた通り、人誑しの騎士様はリーグ戦の風味を引きずっております。友人関係でも、「なんだよ、俺の知らないところで仲良くしやがって」はままある事ですしね。まあ相手は一流の系譜なので致し方ありません。

 そしてラストのお互いのロールプレイ。
 あれはマーガレッタによるハワードへの小さな意趣返しであり、エレメスへのわかりにくい世話焼きであったりします。なんせ彼女も、「姫」のロールを振られちゃってる人ですから。
 でも信頼関係っていきなり十全に築かれるものではありませんし、こうしたところから徐々に深まっていくのではないかと愚考するところ。
 ちゃんと目的意識を抱いて図面を弾いてる職人がいるわけですから、きっとそのうちにそれぞれの声が調和した合唱が生まれる事でありましょう。
 ……困ったアイデンティティのEさんは、まあ自業自得という事で。
 

 さて、つらつらと長く語ってしまいましたけれども、最後に改めまして御礼申し述べておきたく存じます。
 こうした機会がなければ、きっと俺が生体工学研究所絡みの話を書く事はなかったでしょう。現地の盛り上がりには混ざれませんでしたけれども、こうしてエア参加短編を書いて、やはりこのキャラクターたちが好きだなと再認識いたしました。
 彼らをまた動かせて、大変に楽しかったです。
 ありがとうございました。
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鵜狩

Author:鵜狩
鳴かぬなら 鳴くのにしよう 不如帰

 小説家になろうにて物語を書き撲っております。

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